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先延ばしで損をする?屋根塗装のタイミングとは1/1

屋根塗装はどのタイミングで、どんな気候で行うのがよいのでしょうか? 気温や湿度などに影響を受けやすい塗装作業について、いくつかの基本的なポイントを参考にしてみてください。

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屋根塗装の時期(塗り替える必要がある状態)

目視でも確認できるほどの大きな損傷や、劣化がある場合は早急な対応を!

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  • 雨漏や屋根(瓦 コロニアルなど)が割れている。
  • 屋根にコケやカビ など汚れがひどい状態になっている。
  • 屋根の色にバラつきが見られ、塗装の色あせが目立つ。
  • 金属部分の腐食(錆びなど)が多数みられる。

以上の様な状態が見られる場合は、年数に関係なく塗り替えが必要なタイミングです。また経年による劣化なのか?など、その原因を突き止め、補強などの対策を立てることも重要なポイントです。屋根の種類別には、その劣化状態に関係なく、ある程度の年数で定期的な塗り替えが推奨されています。

ストレート系で約6~8年
セメント系瓦で約10~15年
粘土系瓦は15~25年
トタンなどの金属系では5~8年
ガルバリウム鋼板の金属系では約20年

以上の年数を基準に、塗り替えをする必要があるといえます。この様な時期に放置し、屋根の再塗装を先延ばしにすると、屋根だけではなく屋根の下の防水シートや野地板まで腐食が進みます。さらに劣化が進行すると、住宅の土台にまで被害が及ぶケースがあります。その場合、塗装だけではメンテナンスがきかないため屋根全体のリフォームや、吹き替えをせざるを得ない状態になり、費用の面でも負担が大きくなってしまいます。

屋根塗装に向いている季節、気候

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気温が5度以下や湿度が85パーセント以上になると、基本的には塗装作業には不向きな状況といえます。塗料の乾燥が不十分になり、仕上がりにムラが出やすくなるためです。気温や地域によっても異なりますが、低温、多湿の傾向が強い、北日本での冬の塗装などは比較的むずかしいといえます。塗料の乾燥に時間が長くかかってしまうことがその原因となります。しかし塗装後の乾燥時間を十分にとることにより、全くできないということではありません。そういった地域では気温や天候を考慮した上で、施工日程を組むことが大事になってきます。逆に夏場は塗料が揮発しやすく乾燥時期が早まるため、調整の見極めが必要になります。つまり、時期としては雨が少なく気温の安定している春や、梅雨前が最適なタイミングといえます。

まずは定期的な点検を!

雨風はもちろんのこと、紫外線や気温の変化に日々さらされている屋根。普段は目のとどかない部分も多いですが、「住宅の状態は屋根を見ればわかる」と言われるほど、最も顕著に症状が見られる場所の一つです。数年おきの塗り替えだけでなく、定期的な点検やメンテナンスをすることにより、屋根だけでなく住宅全体を守ることにつながります。

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