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あなたの家は火事に弱い?火災に強い家づくりを!1/1

大切なマイホーム、そして何より家族の命を守るためにも火事への対策や知識は必要です。火事を起こさないこと、そして起こってしまった火事の被害を最小限に抑えること。今回はそんな「火事に強い家」についてご紹介します。

画像はイメージです

火事を未然に防ぐ

「火に強い」「燃えにくい」という耐火性の前に火事を起こさないことがもちろん重要です。ここで火事の原因と対策をいくつかあげてみましょう。

①キッチンのガスコンロ
やはり火事の原因として、毎日火をつかうキッチンは気をつけるべきポイントになります。調理中は目を離さないことも大切ですが、安全機能がしっかりしたガスコンロにすることや、電気を使ったIHの導入も、火事の予防には効果的といえるでしょう。

②タバコの火
減少傾向にある喫煙率。しかしタバコの火による火災は少なくありません。
火の消し忘れや、寝タバコなどが主な原因です。タバコの火種を確実に消すためにも、しっかり水を使った消火を心がけましょう。また最近では火を使わない電子タバコも普及が進んでいます。

③放火
放火は予測できない火災の一つです。
夜から朝にかけて、家の前にダンボールやゴミなどを置くのは非常に危険です。 可燃性の高いものは家の中、シャッターの内側などに置くようにしましょう。 また玄関先にはセンサーライトなどを設置し、暗がりを作らないことも大切なポイントです。

④トラッキング火災
コンセント周りのホコリや、タコ足配線が原因となる火災です。
コンセント周辺をこまめに掃除し、ホコリを溜めないこと、またタコ足配線を避け、コンセント部分が熱くなっていないかなどのチェックが必要です。
火事の原因はまだまだありますが、とにかく火を使うときは目をはなさず、着火から消火まで、しっかり見届けることを習慣にしましょう。

起こった火事を最小限に!

画像はイメージです。

起きてしまった火事に対しては、その住宅の耐火性が重要になります。
耐火性や気密性の高い住宅は、出火した部屋から他の部屋への燃え広がりを防ぎ、避難できる時間を少しでも多く確保することができるでしょう。
また、室内だけでなく、外まわりの建材に耐火性の高い素材を使うことで、家の外に火を出さないことに繋がります。

外部からの火に強い住宅

近隣の火事から家を守ることも重要なポイントです。屋根、外壁などに火に強い素材を用いることはもちろんですが、
隣家の火災の場合、火の被害だけでなく、その高熱により屋根やその他の建材が変形してしまう恐れがあります。
そのため耐火性に加え、耐熱性の高い素材が必要になります。

まとめ

今回は、住宅を火災から守るための対策をご紹介しました。
火災を「起こさない」「広げない」「もらわない」という3つの角度から考えることで、より火事に強い家づくりができるのではないでしょうか。
大事なマイホーム、そして家族の命を守るために、できることから是非実践してみてください。

リプロハウス代表 初田敏正の解説

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お家を火事から守るために。”耐火”について考えてみませんか。

弊社は、以前から“木造軸組工法による耐火建築物”という工事の設計にも特に力を入れております。

木造軸組工法とは(もくぞうじくぐみこうほう)
:木造伝統構法に近代の構造力学的な考え方を取り入れた建築工法。
(コトバンクより抜粋)

リプロハウスは、大阪市内で “1時間耐火構造” と呼ばれる工法での新築工事をよくお引き受けしております。
(建築基準法で定める、火災時の加熱に1時間耐える性能を持つもの)

また、リフォームでもこうした“耐火構造” の工法を使って改装したいというご相談が増えています。
こうしたお客様のニーズにお応えするために、弊社でもさらに力をいれて取り組んでいます。
現在のお住まいの木造住宅で築年数が長くなっている場合は、お家の耐火対策を検討されてはいかがでしょうか。
火災保険等に加入し、万が一に備えるのはもちろんのこと、

火災を「起こさない」「広げない」「もらわない」

という3つのことを実現していくために “耐火建築物” で防火対策を行うことは大きな安心につながります。
耐火についてのご相談は、建築のプロにお任せされる事をおススメします。
ご家族はもちろん、思い出の空間・思い出の品・財産等の大切なものを守っていくためにも、防火対策について考えていきたいですね。

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