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家を選ぶ、その前に!地盤の基礎知識1/1

住宅を購入する場合には、交通の便や日当たり、近くにあると便利なスーパーなど…いわゆる立地条件にこだわるのは当然のことです。 しかし、その住宅の下にある地盤についてのチェックはさらに重要です。 大きな地震の教訓から、断層などの言葉も一般的になり、以前よりも地盤に対する意識は上がっているといえます。今回は、そんな地盤に対する基礎知識をご紹介していきます。

画像はイメージです

地盤と住宅の関係

同じ広さ、同じ価格の土地でもその地盤は様々です。
実際、1000件に4~5件の割合で地盤沈下などのトラブルが発生するともいわれています。
住宅を新しく建てる場合に、地盤に問題があると数百万円ほど基礎工事の価格が変わるケースがあります。
つまり、地盤選びは家の基礎工事に大きく影響するため、購入前に入念な調査が必要といえます。

地盤調査をする

土地や新築の購入は大きな買い物です。
見た目だけではわからない地盤については、後々トラブルが起こらないように、専門家による地盤調査をオススメします。 では、一般的な地盤調査の方法を見ていきましょう。

①スウェーデン式サウンディング試験
一般的によく用いられる地盤調査の方法です。ネジ状の重りを地盤に回転させながら押し込み、その回転数により、地質の硬軟を調べます。

②ボーリング調査
スウェーデン式サウンディング試験では、貫通力不足で対応できない地質の場合、より力を加えられるボーリング調査を行います。
こちらは、回転の力ではなく、規定の重量の重りを上から落下させます。
サンプラーと呼ばれる杭状の器具を、地盤に打ち込むのにかかった、重りの落下回数を基に地盤の硬さを計ります。

軟弱地盤の弊害 地盤沈下

では、このような地盤調査をせずに、土地や家を購入し、その地盤に問題があった場合、どのような弊害がおこるのでしょうか? やはり軟弱な地盤で最も怖い現象は地盤沈下です。 地盤の歪みによって徐々に建物が沈んだり、傾いたりという症状が現れます。
本来、建造物は水平で建つことを前提に造られているため、傾くことにより、想定外の場所に想定外の負荷がかかります。地震の際などは耐震強度に関わらず、倒壊などの危険が高まります。

万一の地盤沈下への対策

できることならば、居住前の調査により、地盤沈下の無い土地を選ぶに越したことはありません。
しかし、そうとは知らず地盤の弱い土地に家を建ててしまった場合は沈下修正という、修正補強工事を行います。 沈下修正は住宅基礎部の下に金属の杭を打ち込み、油圧などの力で住宅を下から持ち上げ、傾きを修正します。
費用もかかる工事ですが、同じ場所に住み続けるには、この沈下修正工事は必要といえるでしょう。

まとめ

土地や家を選ぶにあたり、どんな立地条件よりも地盤の質は重要な項目といえるのではないでしょうか? 昔とくらべ、宅地にふさわしくない地質の土地にも家が密集する時代です。
事前の地盤調査はもちろんですが、長く暮らしている土地の地盤が軟弱で、住宅に問題が出た場合は、建物にダメージが蓄積される前に、適切な沈下修正が必要です。

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