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平屋建ては高くつく?二階建てとの比較1/1

二階建ての住宅が主流の中、平屋建てを希望する方が増えています。 二階建て住宅と平屋建て住宅を、費用面など含めて、比較してみましょう。 二階建て住宅が高くなるイメージの理由としては、「建築材料が増え施工代も高くなる」「耐震性を考えた造りが必要な分だけ高くなる」などでしょうか。 また、平屋建て住宅が高くなるイメージの理由としては、「土地面積」が考えられるでしょう。 ポイントをまとめていきましょう。

画像はイメージです

平屋建て住宅の方が建築費用が高くなるという考え

一般的に、二階建てより平屋建ての方が建築費用が高くなるといわれています。
その理由としてあげられるのは…

①敷地面積と基礎工事
平屋建ては構造から見て、広い敷地面積が必要になります。
住宅を建てる際には耐震性や安定性を重要視しなければいけません。
そのためには、住宅の基礎の部分をしっかり作らなければいけません。基礎工事が必要になる面積が広いことが、平屋建ての建築費用が高くなるといわれる理由のひとつです。

②屋根建材の費用
二階建ての住宅に比べ屋根の面積は広くなります。
広い平面を覆う屋根が必要になるため、屋根に用いる建材の量は増えてしまいます。こういった屋根材の増加も、平屋建ての工事費が高くなる大きな要因といえるでしょう。

③資材の仕入れ
現代の日本家屋は二階建てが主流です。そのため、ハウスメーカーでは二階建て住宅を建てるための資材を大量に用意してあり、建築費用を安く済ませられるのです。しかし、平屋建て用の資材は大量生産されていないため割高になってしまうことがあります。

平屋建て住宅の方が建築費用が安くなるという考え

反対に、平屋建て住宅の方が安く抑えられるという考えもあります。
そのポイントは…

①階段を作らなくていい
通常階段は広さにすると4畳~5畳に及ぶ工事が必要ですが、階段そのものの資材費、工事費はもちろんのこと、階段まわりのスペースも必要ありません。

②トイレ、浴室などの工事費の節約
二階建て住居は利便性を考慮して、一階と二階の両方にトイレや浴室などを設置することがあります。二階部分の水まわり工事は配管などの工事にも手間がかかるため、水まわりを一箇所に集められる平屋建ては工事費も安くなるでしょう。

②修理、メンテナンス費
長く住み続けるためには、普段から掃除や点検をこまめにしなければいけません。またメンテナンスも必要になるでしょう。外装の塗り替えなどの際、足場を組んだりす工賃がかかります。高所の作業が少ない平屋建てであれば定期メンテナンス費も安く済むでしょう。

最後に…

二階建てと平屋建てでは、どちらの工事費用が安く済むのか一概には決められません。
ただし、平屋建て住宅に広い敷地面積が必要になるのは確かです。
家族構成や年齢によって、住宅に求めるものは年々変化します。5年後、10年後に安心して暮らせることができるのは、平屋建て住宅なのか?二階建て住宅なのか?将来をイメージして計画を立てていきましょう。

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