とは言うものの、金銭面については何から考えれば良いのか?…という人も多いかもしれません。マイホームを購入する上で重要なポイントは、家を購入するまでの正しい流れを知ることです。
間違った流れを辿ってしまうと、住宅ローン破錠者の道を進んだり、マイホームを手放す羽目になるかもしれません。
安心してマイホームを購入するため、気をつけるべきポイントをみていきましょう。
資金計画より先に土地や家を見に行ってはいけない
新築、中古にかかわらず、マイホームを購入するときに一番重要になってくるのは予算です。
洋服や靴などを買うときは予算を立てるのに、それより高額な住宅を購入するときに予算を、きちんと決めている方は少ない傾向があります。
おそらくこれは、住宅ローンで購入を考えているものの、具体的な計算方法がわからないからでしょう。
土地や建物が決まっていないうちに、ローンの話などできないと思う方も多いでしょう。
しかし、素敵な住宅を目にすれば、多少無理をしても購入したくなるものです。
夢ばかり膨らんでしまい、気がつけば身の丈を超えたローンを組んで、毎月苦しい生活を余儀なくされることでしょう。
このような失敗をしないためにも、しっかりとした予算を立てることが重要です。
予算がしっかりと決まるまでは、土地や建物を見に行かないことをおススメします。
毎月のローンに追われる生活を送るか、趣味を楽しむ生活を送るか、あなたの予算組次第で決まるのです。
実際にかかる費用をあらかじめ全て把握する
家は土地と建物の価格のみで購入できる訳ではありません。マイホームの購入に当たり、土地と建物の購入費以外に、別途工事費用や、仲介手数料、登記費用などの諸経費がかかってきます。 仮に中古住宅を購入する場合には、リフォーム費用が別途発生することもあり、その分の費用を踏まえた資金計画を立てる必要があります。
つまり、契約時に諸経費やリフォーム工事費用などを計算していては遅いのです。
注文住宅であれば見積もりの段階で、中古住宅では内覧のタイミングなど、前もってその他の費用を知っている必要があります。
お金を支払う相手とタイミングを事前に確認しておく
注文住宅や中古住宅によって、お金を支払う相手、タイミングはさまざまです。
自分が購入する家に対して、支払うタイミングと、具体的な金額を正確に把握しておかなければ、きちんとした資金計画は立てられません。 支払うタイミングに合わせ必要な現金が手元になければ、お金を支払えないのと同じことなのです。
終わりに
資金計画はローンが完済するまでの長いスパンで考えなければいけません。ローン返済のために、毎日節約生活を送ったり、老後の蓄えに不安を残すような資金計画は、絶対立ててはいけません。
また、持ち家は賃貸と異なり固定資産税が発生します。そして年数が経過すれば外壁を塗装したり設備の交換をすることにもなります。
マンションであれば、管理費修繕積立費が発生します。
そういった費用も将来の支出として、しっかりと確保しましょう。
住宅ローンの資金計画を立てることは、同時に将来の人生計画も含みます、入念な計画を立て、楽しめる人生を送ってください。
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