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北向き玄関はどうなの?メリットとデメリット!1/1

皆さんは「北玄関」にどんなイメージを持っているでしょうか? 暗くて光が入らない、湿気が多い、寒いなどでしょうか。 敬遠されがちな北玄関の家でも、ちょっと工夫するだけで、快適な暮らしが出来るのです。 北玄関のメリットやデメリットを踏まえながら、南玄関に負けないくらい快適な北玄関の家づくりを見ていきましょう。

画像はイメージです

方角を選べない玄関

一般的に家をつくる時には、方角に関わらず道路側に玄関を配置することが多く、リビングなどの間取りを決めるような選択肢はありません。
南道路の場合には玄関も南向きになることが多いので、日の光が入り明るくなるというイメージがあります。
これに対して反対の、北玄関と聞くと日の光が入りにくいといったマイナスなイメージを持たれがちなのです。
しかし、全ての家が必ずしも明るい南向きに設計できる訳ではありません。
もちろん北道路に面した土地はたくさん存在するため、東西南北のほぼ1/4の確率で北向きに玄関を作ることになるのです。

一般的な北玄関のデメリットを解決

玄関は家の顔といわれるくらい大切な場所です。お客様を気持ち良く迎え入れるためにも、北向き玄関の改善方法を考えていきましょう。

①日の光をたくさん取り込むには…
暗くなりがちな北向き玄関ですが、 二階建ての家であれば、思い切って吹き抜けの玄関にしてみてはどうでしょう。開放部が増えることで、多くの日光を取り込むことができるため一般的な南玄関より、明るくなるかもしれません。
平屋の玄関であれば、天窓を設けるのも一つの方法でしょう。

②風通しを良くするには…
スペースがあれば、玄関脇に窓を取り付けて換気をするという方法があります。
最近では、通風タイプの玄関ドアもあり、北向き玄関でもジメジメしない、快適な空間づくりができるでしょう。

③寒い北風を防ぐために…
玄関先に風除室を設けることで、屋外からの北風を防ぎ、室内の熱気の流出を防ぐことができます。寒い地域の北向き玄関にはオススメの設備です。

北玄関だからこその間取りとメリット

実は北玄関から間取りを考えてみると、意外にも大きなメリットがあります。
北側に玄関を設ける場合には、LDKを反対の南側に設計することができるため、陽の当たる気持ち良いリビングを作ることができます。
また日頃、車を使う場合には家の敷地内に駐車場があった方が何かと便利ですが、その駐車場を玄関と同じ北側につくることで、南側のリビングから繋がるテラスや庭を設計しやすくなるでしょう。
南側の間取りを自由に考えられるのは、とても嬉しいメリットです。

終わりに

北玄関といっても対策次第で困ることは一つもありません。
逆手に取れば、日頃一番過ごす時間の多いLDKなどを日当たりの良い場所につくれるため、家族団らんにはぴったりの住宅になるでしょう。
北向き玄関のポイントとなる採光と通風をしっかり考慮し、ドアや小窓などの作りを考えていきましょう。

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