風水で運気アップ！ 優れた間取りは？1／1

風水とは？

古くは、中国で生まれた環境学であった風水。「占いやおまじないのようなもの？」と思われている方も少なくないはずです。しかし占いの類とはちがい、長年の環境データから確立された、理にかなった学問ともいえます。
今でも、良い気を家の中に取り入れ、留めるための方法として活用されています。

風水の役割

一般家庭において、風水を取り入れる目的は大きく二つあげることができます。

①災いを防ぐ
災害を避け、安心できる落ちついた生活をおくることが風水の基本です。 現代の社会では、自然災害だけでなく、あらゆる不幸な出来事から家や家族を守る意味合いを含みます。

②幸を導き入れる
家の中に、良い気がスムーズに流れるように間取りを考えたり、家の中の特定の方角にふさわしい物を配置することで、運気を上昇させることです。 金運、健康、人間関係、あらゆることに関係するといわれています。

運気アップのポイント

①まずは玄関から！
風水における玄関は、人間だけでなく「気」の出入りする場所として大切にされています。
玄関は太陽との関係性から、東や南東、南向きの方角が良いといわれてますが、土地の条件によっては思い通りの位置や向きにできないこともあります。その場合はライトで光量を増やしたり、風通しをよくすることを心がけましょう。
靴は家族分の靴の数にとどめて、他の靴は下駄箱に収納するなど、整理整頓が基本です。清潔でスッキリした明るい玄関が良いでしょう。

②鬼門とは？
鬼門とは、邪悪な鬼が出入りする場所や方角を意味します。現代では苦手な人物や事柄を鬼門と表現することもあります。
一般家庭での鬼門と呼ばれる北東にはトイレ、お風呂、キッチンなどの水回りは避けた方が良いとされています。
しかし、明るい南や東にダイニングやリビングを配置すると、水回りは北側になってしまうことも少なくありません。
そんなときの対処法は観葉植物を鬼門方向に置きましょう。風水において観葉植物には悪い気を吸って良い気を出す効果があるといわれています。

③階段には絵画や写真を‼︎
そういえば、ドラマや映画に出てくるお金持ちの家の階段には絵画をよく見かけませんか？
階段に絵画や写真を飾ることは風水でも良いとされています。
水を意味する北の階段の壁には海や川、湖。
木を意味する東なら朝日や樹木。
火を意味する南は緑や赤の色合い。
金を意味する西なら黄色の花。
というように方角に合わせた絵画や写真を置くことは運気アップのポイントです。
一階と二階、二階と三階をつなぐ階段は運気の流れ道です、良い気の流れをつくるためにも、いつもキレイに掃除をするように心がけましょう。

④寝室はベッドの配置に注意！
寝室は疲れをとり、健康を維持するためにも大切な場所です。清潔を保つことはいうまでもありませんが、ベッドはベッドヘッドが付いたものを選び、ベッドヘッドを壁側に付け配置をすることで、安心して寝ることができるでしょう。
位置は、扉を開けてベッドが見える位置はよくありません。配置を変えられない場合は、仕切りを立てたり、本棚などの家具を置き、扉の位置からベッドが見えなくなるように工夫をするなど、部屋の形や広さに合わせた方法を考えます。

⑤リビングは家の中心に！
家族が集まるリビング、ダイニングは家の中心に配置します。
明るい暖かいといったイメージで、家具やインテリアもスッキリさせましょう。観葉植物を置くことで、気のバランスを整えることもできるでしょう。

まとめ

最近ではリフォームのときに風水を意識される方も増えている傾向にあります。
使いやすさはもちろんのこと、運気をアップして、快適な暮らしができると嬉しいですね。今回ご紹介した内容は風水のほんの一部、考え方や解釈もそれぞれです。基本は掃除をきちんとして清潔に保っこと、そして良い気の流れる配置を考え運気アップにつなげてください。