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犬と暮らす家1/1

家の中でペットと一緒に暮らすことも、今では特別なことではなくなってきました。ペットといっても、犬やネコだけではなく、鳥やうさぎ、最近では爬虫類まで、その種類も様々です。 それぞれの動物にも特徴があり、人と動物が一緒に暮らすにあたり、気をつけなければいけないことが、いくつかあります。今回は犬との暮らしについて触れてみましょう。

画像はイメージです

ワンちゃんにとって階段は危険?

犬は人間とちがい、その骨格の構造から階段を苦手とします。もちろん中型犬以上の大きさの場合は、自分で階段の昇り降りができるでしょう。しかし。それが原因となりヘルニアになってしまうケースがあります。
階段の使用がやむを得ない場合には、階段の右端もしくは左端をスロープにし坂道を登るような動きに変換することで、足腰の負担を軽減させることが可能です。
また、蹴上(階段の一段の高さ)を低めに、踏み面は広めに、そんな緩やかな階段は足腰への負担を減らし、ワンちゃんだけでなく小さな子供さんやお年寄りの方まで、安全に使うことができるでしょう。

暑さ対策

ワンちゃんは基本的に暑さが苦手です。夏の暑い日は、コンクリートや冷たい床にお腹を押し当てて涼をとる姿もよく見かけることができます。また、昼間留守にする場合でも、ワンちゃんのために一日中エアコンを付けているお家は少なくありません。
エアコンでの温度管理が難しい場合は、庭や玄関先に、たらいなどに浅く水を汲んでおき、涼を取るための水浴びのスペースを確保してあげましょう、もちろん温度調節のための飲み水にもなります。暑さが苦手なワンちゃんは、人間と同じように熱中症になります、万一に備え家族が留守の間もしっかりと水分を摂れる環境を用意しておきましょう。

床材について

人はどのような床材であっても、スリッパや靴下を履くなど、快適に過ごすための工夫ができます。
しかしワンちゃんはいつも素足です。きれいな床でも、足腰を痛めてしまうようではいけません。
床材でお悩みの場合、タイル材はいかがでしょうか?フローリングと比べ、タイル床は滑りにくく、お粗相をしても簡単に水拭きができるので、いつも清潔に保つことができます。冷たい触感は夏の暑さ対策にもなるでしょう。

ワンちゃんにも自分の部屋を!

室内で家族と一緒に暮らすワンちゃん、
しかし、人間が自分の部屋を必要とするように、ワンちゃんにも自分の落ち着けるスペースを用意してあげると良いでしょう。
犬種や大きさにもよりますが、ごはんや、水、トイレ、ベッドなどをゲージやサークルの中に配置し、快適な空間を作ってあげましょう。子犬の頃からそういったゲージなどの環境に慣らしておくことも必要になります。

『最後に…』

犬は社会性に富んだ生き物です。群れで行動する性質を持っており、家族の中で自分がどの位置にいるか、常に観察していたり、人間が思っている以上に賢い動物です。しかし来客時に怖がって噛み付いたり、予期せぬ事態が起こることも少なくありません。ゲージやサークル、間仕切りなども上手に活用し、飼い主もワンちゃんも安全で安心して暮らせるような、そんな家づくりを目指しでいきましょう。

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