head-banner

フローリングの日焼け!原因と対策1/1

物件を探すときに日当たりを重要視する方は多いと思います。 日が当たることで害虫やカビの発生を防ぎ、洗濯物もよく乾き、何より薄暗い物件よりは気持ちの良い空間になるでしょう。 しかし、人の肌と同じように、紫外線によるダメージはフローリングなどの建材や家具などにも蓄積されていきます。 今回は、そんなフローリングの日焼けについてご紹介していきます。

画像はイメージです

フローリングの日焼けはどんな症状?

日光を浴び続けたフローリングには、どのような劣化か見られるのでしょうか?

①水分が奪われ起こる劣化
長時間、強い日光を浴びてしまうと、コーティングが施された木材でも水分が失われていきます。
過度の乾燥は、木材の浮きや剥がれといった症状の原因となります。

②紫外線による変色
紫外線のダメージとしては、フローリング表面が黄色く変色してきます。
いわゆる日焼けの症状が現れます。

床材のメンテナンス方法

上記のような症状が現れた場合には、床材の種類に合わせた補修が必要になります。

①無垢材フローリング
一枚の天然木材をそのまま使用した床材の場合、浮きや剥がれの症状は起こりにくいといえます。
無垢材は日焼けによる変色が良い味わいにもなるため、そのまま使用している方も多いようですが、日当たりのきつい窓際のみの変色などは気になります。
補修方法としては。変色の激しい部分周辺にヤスリ掛けをおこない、色目の違和感をなくした後にオイル塗料などで表面を処理します。 その際、UVカットの成分が含まれている塗料を使用することで、紫外線による劣化を、軽減させることができるでしょう。

②複合フローリング
複数の木材を張り合わせるなどした床材の場合、紫外線による変色に加え、表面木材の浮きや剥がれが起こるケースがあります。
無垢材と比べ寿命の短い複合材は、少しの劣化はニスによる再塗装などで対応できますが、剥がれなどが起きたときは、床全体の張り替えを考えるほうが、費用効率が良い場合もあります。

日焼け補修は自分で?それとも業者に?

日焼けによる変色を補修する場合に、よく悩むポイントです。
そこそこの仕上がりで良いと思う方は、ホームセンターなどでフローリング用のニスやオイル塗料を購入し、塗装すればある程度は綺麗に補修することができます。
しかし、窓際のみにきつい変色がある場合などは色の調整が難しいため、業者に依頼する方が、仕上がりのクオリティは高いといえるでしょう。
また、部屋中の家具などを、全て移動させての作業になるため、施工時間も短くしたいところです。 総合的に考えると少し費用は高くつきますが、プロに依頼する方が無難です。

まとめ

フローリングの日焼けを完全に防ぐことはできません。
表面の色やコーティングをチェックし、劣化が少ない内に何らかの補修対策を立てていきましょう。
窓際のみに日焼けが発生する部屋の場合、直射日光が当たらないように、日除けをするなどの工夫をすれば、変色などの劣化を軽減させることが可能です。

FacebookやTwitterで更新情報を発信しています。
ぜひリカルテをフォローしてください!