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フローリングの張り替え 費用について1/1

フローリングに傷を付けてしまったり、部屋のイメージを変えたくなったり、フローリングの張り替えを考えていらっしゃる方、いったいどれくらいの費用が必要なのか?今回はフローリングの張り替え費用についてご紹介していきます。

画像はイメージです

フローリングの費用は床材、面積、工法、補修の有無によって決まります。それによって、ある程度の相場は知ることができるでしょう。

床材による費用のちがい

フローリングの張り替えにおいて、最も費用に影響するのは、床材の種類とグレードです。

①複合(合板)フローリング
複合フローリングとは、ベニヤを数枚合わせたもの(合板)に、天然の木の板を張り合わせたものをいいます。 比較的安価でデザインも豊富に揃っており、遮音性や床暖などの機能性を持ちます。
反りが少なく、工期も短かいでしょう。しかし傷が付くと下の合板が露出してしまい、張り替えを必要とします。 費用は、およそ3000円~8000円/㎡(平米)

②無垢材フローリング
無垢材フローリングとは、天然の木を使用した床材です。天然ならではの自然な温かさが感じられるフローリングです。
調湿効果や断熱効果があり、化学製品を使わないので、アトピーや皮膚が弱い方にはオススメです。
表面が傷ついた場合は、塗装や削ることできれいに直すことが可能です。 温度や湿度の変化で反りが出たり、伸縮による隙間ができたりと、扱い方やメンテナンスに少し手はかかりますが、仕上がりは、木そのものの温もりや、高級感を感じることができるでしょう。 無垢材の費用は、およそ7000~15000/㎡(平米)

③クッションフローリング
クッションフローリングとは、塩化ビニールを主原料とする床材です。木目調、石目調、タイル調などデザインがとても豊富です。比較的安価で施工できます。防汚性、防水性、耐薬品性、遮音性に優れていますが、跡がつきやすく、熱に弱いというデメリットもあります。 転倒時などの安全性が高いため、小さなお子さんがいるご家庭でも、人気の床材です。

工法

フローリングを張り替える工法は、主にに張り替えと重ね張りがあります。

①重ね張り
既存のフローリングの上から新しくフローリングを重ねて張ります。廃材の処理費用がなく、工事工程も少なくなるため、費用が抑えられます。 床が二重になるので、丈夫になる反面、既存のフローリングを剥がさないため、下地の状態がわかりません。また貼った分だけ床の高さも高くなります。 費用はおよそ1畳で1~2万が相場でしょう。

②張り替え
既存のフローリングを剥がし新しくフローリングを張る工事です。 こちらは剥がすことで、下地の状態を確認することができます。しかし処理費用は重ね張りに比べて必要になります。 費用はおよそ1畳で2~3万が相場でしょう。高価な床材を使用すれば費用はそれより高くなります。

まとめ

フローリングの張り替えには床材、面積、工法、補修の有無によって費用も変わります。既存のフローリングを剥がし、下地の状態を確認して下地に大きな痛みや腐食があった場合は、下地の調整や補修が必要となります。もちろん、そのぶん費用もかかりますが、下地の処理がされないままでの重ね張りはトラブルの原因となります。工法を問わず、まずは入念に下地の状態を確認し、張り替えを進めていきましょう。

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