階段でストレスをためない！リフォームで安心安全な暮らし1／1

あなたの家の階段は大丈夫？危険度チェック

階段の造りは家によってさまざまですが、昔の家になればなるほど、階段部分の安全が守られていなかったり、配慮がされていない場合が多いのです。
例えば、階段脇に手すりも何もないので、壁を支えに上り下りしていたり、色褪せがあり、見た目にも古さを感じる。また階段の踏み面が小さかったり、角度が急すぎて上り下りが大変…などです。
これらの特徴は主に築年数が古い家の階段に多く見られます。
足腰が丈夫な頃には気にならないことでも、歳を重ねるにつれ、ケガをするリスクが高くなるのは事実です。

悩みに合わせて階段のリフォーム方法を考える

では、お悩みをどのようにリフォームして解決すれば良いのでしょうか… 単純に、手すりが付いていない場合は手すりを付けたり、古さを感じる場合は階段に使われている踏板を張り替えたりすれば、比較的簡単に解決できます。
しかし、階段の踏面が小さかったり、角度が急な場合は、階段を新しく作り直しするなど根本を修正していかなけれいけません。
角度が急な階段をリフォームする場合、階段の距離を伸ばす必要があります。そうなると二階の廊下部分を壊したり、場合によっては二階の間取りを変更しないといけない場合もあります。
費用もかかる大きな工事になりますが、 高齢化が進むにつれ、このような工事が行われるケースは非常に増えてきています。

低予算でもキレイに階段リフォームできる？

低予算でリフォームしたい、と思う方も多いでしょう。
その方法は「リフォーム階段」です。
階段をまるごと変えるのではなく、元々ある階段の上に、新しい素材を取り付けてしまう方法です。 この方法は階段を壊す手間がかからず、廃材が出ないので、低コストで階段をキレイにできます。
ただし、この方法が使えるかは、元々の階段の状態にもよります。
既存の階段を基礎として使用するため、劣化が激しかったり、強度に不安がある場合はオススメできません。

階段の手すりを付けることは法律で決まっているのか？

近年建てられた家の場合、法律により階段には必ず手すりを付けることが決まっているので、安全性にそれほど大きな問題はありません。
しかし、法律ができる以前に建てられた家の場合には手すりが付いていないこともあり、手すりを後から付ける工事が必要になります。手すりを付ける時には、適切な高さに取り付けて、上り下りの邪魔にならないように注意しましょう。

終わりに

家の中で、最も怪我の発生率が高い場所が階段です。
毎日、快適な生活を送るためにも、安心安全な階段にしておくことが必要でしょう。
階段の基礎となる下地がしっかりしているなら、リフォーム階段の施行をすることで、低予算かつ効果的な工事が可能です。まずは既存の階段がどのような状態か、把握することから始めてみてはいかがでしょうか。