内装リフォーム、着工までの流れ
①趣旨やイメージを明確に。
リフォームを依頼する前に、内装の方向性を決めておく必要があります。
コンセプトを明確に伝えるためにも、見本となる写真などがあると、施工業者とイメージを共有しやすくなるでしょう。
②現状調査
内装工事を始める前には業者による現状調査を行います。
壁や、床の表面だけでなく、下地部分などの状態を把握します。
劣化が激しい場合はリフォームに耐え得る下地補修が必要になります。
③予算と費用
現状調査後をすることにより、具体的なリフォーム費用を算出することができます。予算と照らし合わせ、業者と相談しながら使用する資材や工事内容を決定します。
以上がリフォーム前の、一連の流れです。いかに明確にイメージを伝えるかが最も重要なポイントです。 では、ここからはどのような内装のパターンがあるのか、項目別にまとめていきましょう。
◯◯風などの大きな方向性
①木目を活かしたナチュラルパターン
木材を多用した内装は、温もりがあり、年数が経つにつれて、味わいが出てくるため、長く飽きのこないデザインといえるでしょう。
②シックなスタイリッシュパターン
黒やグレー、シルバーなどを多用したシックなパターンは落ち着きがあり、スタイリッシュなオフィスの様な雰囲気です。
③明るいポップパターン
明るい色調を中心に用いることで、カラフルで楽しい雰囲気のリビングになることでしょう。個性が色濃く出るパターンです。
④外国の雰囲気
外国の雰囲気を内装に取り入れるパターンです。例をあげると、「バリ風」「北欧風」など、イメージが明確になりやすいため、リフォームのコンセプトがブレにくいメリットがあります。
壁紙は大胆に!床材は慎重に!
大きな方向性が決まった後は、床や壁など、それぞれの素材やグレードを選びます。壁紙に関しては、劣化した場合でも、比較的かんたんに貼り替えなどの修繕が可能なため、思い切ったデザインのものを取り入れてみてもよいでしょう。
しかし、床の張り替えは壁紙ほど手軽にはできません。限られた予算の中で可能な限り、グレードの高い、良い床材を慎重に選ぶ必要があります。
雰囲気に迷ったら?
リフォームをして雰囲気を一変させたいけれど、なかなか具体的なイメージが浮かばない場合は、好みのインテリアなどから方向性を見出すことも可能です。
こんなテーブルやソファが置きたい…
こんな絵を飾りたい…など、インテリアから逆算していくことでイメージを整理することができるかもしれません。
まとめ
空間の印象を一変させる内装リフォームは、業者とのイメージの共有が大切なポイントになります。失敗例のほとんどは、家主と施工業者のイメージの不一致が原因といえるでしょう。
理想を伝える材料は写真や本など、なんでもかまいません。できるだけ多くの情報を用意することで、イメージ通りの内装リフォームができるはずです。
FacebookやTwitterで更新情報を発信しています。
ぜひリカルテをフォローしてください!