明るさを求めた大きな窓の注意点
日当たりの良い方角に大きな窓を設置することで、日光がよく当たる気持ちの良いキッチンにする。
一見、リフォームとしては正しいような気もしますが、キッチンは食材を扱う場所、太陽の熱により食べ物の腐りが早く進んでしまいます。 解放感のある大きな窓は、デザインとしてはとても魅力的ですが、南や西側に窓を設置する場合は日差しを遮る工夫を考え、直射日光が部屋に入らないようにする必要があります。
大きなシンクの失敗例
大きなシンクはたくさんの食器を洗うのには確かに便利です。
コンロ、調理台、シンクが合わさったシステムキッチンを選ぶ際、そのシンクの大きさを基準に選んでしまいがちです。
しかし、いざ設置し調理作業を始めてみると、調理台が狭く使いにくいケースは少なくありません。
限られたキッチンスペースを有効活用するためにも、実際に調理するイメージを十分にし、コンロとシンクの間に位置する調理台の大きさが、しっかり確保されたタイプを選ぶようにしましょう。
床材選びの悪い例
キッチンの床には掃除のしやすい床材を選びたいものです、そこで拭き掃除のしやすいツルっとした素材を選びがちですが、そこにも失敗例が… 確かに掃除はしやすく、水を弾く素材なのですが、キッチンでは目に見えないような油が床に飛散します。
つまり、油により床が滑りやすい状態になります。結局はマットなどを敷いて対処するはめになってしまいます。
キッチンの床材を選ぶ場合は、水や油にを弾く素材で、表面にはストッパーとなる、細かい凹凸があるもの が適しているといえるでしょう。
無垢材を使用した失敗例
オシャレな対面キッチン、素材はこだわりたいポイントです。
しかし、カウンターキッチンの素材に無垢材を使用した場合、ついつい濡れた食器や鍋を置いてしまったり、数年で黒く変色し腐り始めてしまうケースがあります。
無垢材は、オシャレなカフェの様な雰囲気を作るのには最適ですが、やはりキッチンカウンターには、水に強い素材を選ぶべきです。
まとめ
今回はキッチンリフォームの失敗例をいくつかあげてみました。
理想が膨らみ過ぎて、実用性に欠ける作りになってしまったり、キッチンの広さに対して、設備の大きさなどのバランスが取れてなかったり…と、まだまだ失敗例はたくさんあります。
調理や炊事をするイメージをしっかりして、デザインと実用性がしっかり両立できるように入念な計画を立てましょう。
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