ホコリの原因は?
①家の中から発生するホコリ
部屋に舞うホコリの大きな割合を占めるのが、布や紙などの繊維から発生しているホコリです。
- 布団などの寝具
- ソファ
- じゅうたん
- ティッシュ
- 本
などなど…
劣化とともに表面が毛羽立ち、ちぎれたクズがホコリとして部屋を舞います。
これが室内で発生するホコリの正体です。
②外から入り込むホコリ
もう一つの原因は窓や玄関など、住宅の開放部から入り込む、外からのホコリです。
砂ぼこりや花粉など、大気中の様々な物質が風に乗って室内に入ります。
特に乾燥した気候の場合は要注意です。
- 大気中に含まれる微細なゴミ
- 排気ガス
- 黄砂
- 花粉
などなど… ご存知の通り、黄砂などは中国から飛んでくる、砂ぼこりです。
風の影響によるホコリの飛散は、想像以上の規模ということがわかります。
また、車通りが多い場所では排気ガスも大きな問題です。
ホコリの少ない部屋にするには?
まずは室内にある、布製品や紙類をなるべく減らすか、しっかりと収納しましょう。
・じゅうたんやカーペットを敷かない。
・ソファなどの素材は布以外のものに。
・カーテンをブラインドにする。
・衣類、クッション、書籍を収納。
など…部屋の中から少しでもホコリの原因を減らしていきましょう。
ホコリが舞わない工夫
表面がツルツルしているフローリングの床は、落ちたホコリが空気の動きにより、すぐ室内に舞ってしまいます。
そこで床材にコルクシートを使用します。表面に凹凸があるコルクは、落ちたホコリが再び舞いにくく、室内のホコリっぽさを軽減する効果が期待できます。
掃除のやり方
床などに落ちた微細なホコリは、人が動くだけで、再び空気中に浮遊します。
掃除機などで掃除をする場合は、なるべく床にホコリが落ち付いている状態で行います。 つまり、家族が活動する前の朝方や帰宅直後など、部屋の空気になるべく動きがない時間帯を狙いましょう。
空気清浄機を設置する
室内で発生する、比較的大きなホコリは掃除機で対応することができます。
しかし、外から入り込む微細な砂ぼこり、花粉、排気ガスなどには空気清浄機が必要になります。
ここ数年で飛躍的に進歩した空気清浄機は、室内の空気環境をしっかり整え、有害物質まで取り除いてくれるため、アレルギーなどの予防としても効果を発揮してくれます。
まとめ
部屋のホコリっぽさを取り除くためには、まず布や紙類を減らすことからスタートしてみてはいかがでしょう。
繊維質のホコリはダニなどのエサにもなり得ます。普段からホコリの原因となるものは、なるべく持ち込まず、換気をしっかりすることで、キレイな空気を保つように心がけましょう。
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