ブロックが使われる場所
コンクリートブロックは塀で使用される以外でも、さまざまな場所で使われています。
例えば、駐車場の車止めや道路の端にあるU字溝、L字溝の蓋などもコンクリートブロックが加工されたものになります。
ガーデニングでは、花壇の間仕切りなどでも使用されることもあります。
ブロックの特徴である吸水性を活かせる場所では、特に活躍する建材です。
ブロック塀のメリット、デメリット
メリットとして、塀として使われるブロックは道路からの視界を気にしなくて良いので、プライバシーを守れます。
反対にデメリットは、地震などで倒れると重量があるため、人的被害が出る可能性があります。
他には外が見えないので、多少の圧迫感が出たり、風通しが悪くなったりすることです。
グレー色以外のブロック塀
以前はグレーしかなかったブロックも、現在は化粧ブロックとして、さまざまな色やデザインのブロックがあります。組み合わせ次第でオシャレな仕上がりのブロック塀にすることも可能です。
ブロック塀は崩れやすいのか?
ブロック塀はコンクリート塀より費用を安く抑えることができますが、きちんとした施工を行わないと、ちょっとしたことで倒れたり、塀ごと倒れる危険性があります。
目隠しとして建てる場合、2メートル程の高さになりますが、塀を建てる際に、中に鉄筋とモルタルを入れ、ブロックをひとつの構造として繋ぎ合わせます。 この施工を行うことにより、強風など外部からの力に強くなります。
こうした施工をしないと、一年以内にブロックにヒビが入り傾いてくるケースがあります。
こうなると、基礎からやり直しが必要になるため、丁寧な施工をしてくれる業者選びが重要なポイントになるでしょう。
以外なブロック塀の破損理由
ブロック塀の以外な破損理由として、壁に対してのボール遊びがあげられます。
子どもたちがボールを投げつけたり、サッカーの練習をしたりと、ブロック塀にボールが当て続けられることにより、 崩れてしまうことがあります。
最近では外で元気に遊ぶ子どもが減ったこともありますが、ひと昔前では実際によくあった破損事例の一つにあげられます。
終わりに
ブロック塀は、プライバシー保護につながる一方で、周囲から見えないので、防犯面では気をつけなければいけません。
しかし、基礎工事をきちんとしてメンテナンスも適度に行えば、耐久年数は30年ほどといわれ、木材や鉄と比較しても耐久性に優れた素材なのです。
外壁の素材でお悩みの方は、コストパフォーマンスに優れたブロック塀も、選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょう。
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