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世界の住宅から vol 002 カナダ1/1

「世界の住宅から」では様々な国や地域の住宅をご紹介していきます。 今回はカナダの住宅事情について調べてみました。広大な大地に広がる森林や渓谷など、自然豊かなカナダではどのような住宅の特徴があるのでしょうか?日本と違う点について、いくつかの特徴をまとめてみましょう。

画像はイメージです

家を住みかえることは一般的

日本では、一生に一度の大きな買い物といった感覚で家を購入し、メンテナンスやリフォームをしながら住み続けるのが一般的です。
しかし、カナダでは家族構成や経済状況などによって、数年単位での住み替えが一般的です。もちろん同じ家で住み続けこともありますが、リフォームをするより、引っ越せば良いという考えの人が多いようです。

家の価格は下がらない

家の住み替えが容易にできる大きな要因のひとつとして、家の価格が下がらないというポイントがあげられます。
それどころか年々、価格が上昇するケースも多く、購入時より高い価格で家が売れるからこそ、家の購入と売却が繰り返しできるのです。
日本では家の価値を、経年劣化により減価償却され、築年数を重ねるごとに資産価値は下がるよう計算されます。
しかし、カナダでは、再建築時にどのくらいの費用がかかるかによって計算されるところが大きな違いです。

地下室がある

カナダの住宅には、地下室があるのが一般的です。地下には暖房炉や温水器、その他電気系統などがまとめられています。
また、日本では想像できない大規模な竜巻が起こることもあるため、万一に備えたシェルターとしての役割も担っています。

セントラルヒーティング

セントラルヒーティングとは、一箇所に設置された給湯器熱源装置から、家全体に暖気を送り込めるシステムです。
カナダでは、外はマイナス20度を下回る極寒状況でも、家の中では半袖で身軽に過ごすのが普通です。全館暖房システムは必須の条件といえるでしょう。

バスルームとトイレは同じスペースに

日本の一般的な住宅の様にトイレとお風呂は分かれていません。カナダではどんな立派は家でも、バスルームにはトイレとバスタブ、シャワーがあるスタイルが一般的です。お風呂に入るというより、主にシャワーを浴びるための場所になります。

玄関ドアは内開き

カナダでは、玄関のドアは内開きです。その外側には、外開きの薄い扉があり二枚式になっている場合が多いです。
厳寒期に外気を室内に入れないための工夫といえるでしょう。
またカナダでは、「玄関」という場所が決まっている訳ではなく、リビングが玄関だったり廊下の突き当たりが玄関だったりと、日本のように基本となる住宅の間取が決まっていない特徴があります。

洗濯物は外で干さない?

洗濯乾燥機が設置されている住宅が多く、日本と比べると、洗濯物を屋外に干さない傾向があります。

キッチンについて

カナダは良質な木材が豊富な国です。
そのため、家具職人の高度な技術で仕上げられたクオリティの高い、家具や木工がたくさんあります。
キッチンの棚やテーブルにも木製の素晴らしいデザインのものが多く使用されています。

バックヤード(裏庭)

フロントヤード(家の前にある庭)はガレージとして使われていることも多く、庭としてのメインはバックヤードです。冬は寒く、外に出られることも少ないカナダですが、夏には子供達の遊び場として、また、バーベキューやパーティーを楽しむ場所として活用されます。

まとめ

日本と比べ、寒さの厳しいカナダではセントラルヒーティングが導入されている住宅が多いことがわかりました。
林業が盛んな国だけに、住宅や家具にその良質な木材が贅沢に使われている点も印象的です。洗練された現代風というより、木の暖かみを感じられる家が、カナダらしい住宅といえるのではないでしょうか。

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