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世界の住宅から vol.001 アメリカ1/1

「世界の住宅から」では様々な国や地域の住宅をご紹介していきます。今回は、「アメリカで良く見かける住宅」「日本人がイメージするアメリカの家」の特徴をまとめました。アメリカの一軒家の特徴といえば、映画やテレビで観るように、広い庭や大きな間取りが印象的ですよね。大きさだけではなく、住宅の造りも日本とは少し違うようです。

画像はイメージです

玄関がない家も!

日本では、小さな家でもアパートでも玄関が確保されています。しかし、アメリカでは玄関スペースが無い、つまりドアを開けて、すぐリビングとなる住宅が以外に多いのです。
靴を履いたまま家に入る土足の文化では、日本のように玄関で靴を履く、脱ぐということがないため、そのスペース自体が必要ないという理由があげられます。

間取りが解放的!

日本では間取りを決める際、限られた面積になるべく多くの部屋を作ろうとする傾向があります。アメリカでは面積の割に部屋数が少なく、その分リビングダイニングを広くとっている住宅が多くあります。

ドライブウェイ!?

アメリカの家の多くは、道路に向かって車庫があります。
この車庫と道路の間にある通路を、ドライブウェイといいます。
ドライブウェイは家の敷地内にあるため、自分や来客の車を停めたり、子供の遊ぶスペースにもなります。
また、アメリカの郵便受けは、メールボックスといい、玄関口付近ではなく、道路沿いに設置されていることがあります、これは郵便局員さんが車から降りずに郵便物を配達することができるためです(その場合、配達員さんの車は右ハンドル)。
また郵便受けに、「回収物あり」のサインを出すことで郵便物の回収もしてくれる地域もあるようです。

アメリカのキッチンには、やっぱりオーブン!

「うちのママのチェリーパイは最高なんだぜ!」アメリカのホームドラマではこんなセリフをよく耳にしますが、オーブンの設置率は日本と比べ格段に多く、
実際にオーブンを使った料理が多いのも特徴です。
またキッチンスペースも広く、シンクが二つあることも珍しくありません。

部屋の特徴

やはり一番の特徴は、主寝室(マスターベッドルーム)でしょう。日本ではあまり馴染みがありませんが、主寝室にはトイレ、シャワー、バスタブが付いているのが定番です。
寝室に居ながら、すぐにトイレやシャワーに行ける、まるでホテルのような造りが特徴です。

憧れのプール付き!

日本ではあまり考えられないプール付きの住宅。実際のところアメリカではどうなのでしょうか?
アメリカで生活する友人に聞いてみたところ「それほど珍しくはないけれど、管理が面倒」という返事が返ってきました。確かに自宅の庭にプールがあると想像すると、夏以外のシーズンは落ち葉やゴミも溜まり管理や掃除が大変そうです。
それが理由でプール付きの物件を避ける人も多いのが現実のようです。

最後に…

ドラマや映画でも頻繁に見るアメリカの家、日本と比べ土地が広く、解放的な造りの住宅が多いのが特徴といえるでしょう。そんなところに憧れてしまう方も多いのではないでしょうか?
日本でも郊外などの広い敷地であれば、アメリカンテイストの住宅を建てることは可能です。日本にいながらアメリカを感じられる、そんなマイホームいかがですか?

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