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天井の高さはそのままで!部屋を広く見せるには?1/1

日本の古い住宅は、今と比べて天井が低いことがよくあります。 ここ数十年での日本人の体型の変化もあり、そういった住宅は圧迫感があり、狭く感じてしまうことでしょう。 広々とした空間や解放感を求める現代の傾向とは相反する造りのため、改修の際には天井を高くする、大きな工事をするケースも少なくありません。 しかし、天井を高くする工事は柱や基礎にある程度の強度が必要なのに加え、費用もとても高くつきます。 今回はそういった天井工事をせずに、少しでも空間を広く見せ、解放感を出す方法をご紹介します。

画像はイメージです

広く見せるためのポイント

部屋を広く見せるためには、視覚効果を上手く利用し、低い天井の圧迫感を和らげます。
ポイントとなるのは… 「太陽光」「内装の色」「照明」「家具の配置」「間取り」「収納」「窓」「カーテン」などがあげられます。
つまり、光量と色、間取りと配置のバランスで視覚的に広く感じさせることができるということです。
ここからは具体的な手法をいくつかご紹介していきましょう。

広く見せるため具体的な手法

①大きめの窓をつける
外を見渡せる大きな窓を設置することで解放感が増し、太陽光をしっかり取り入れることができるため、部屋の閉塞感を和らげることができるでしょう。
可能であれば日照時間がなるべく長い方角に設置してください。
またカーテンを高い位置から吊るすことで、天井を高く感じることができます。

②内装の色
壁紙や床材の色を変えるだけでも効果はあります。濃い色や鮮やかな色を避け、薄く淡い色を選ぶことで、視覚的に部屋を広く感じることができるでしょう。

③間仕切りをなくす
部屋と部屋を区切る間仕切りを取り払います。同じ面積であっても、壁の有無によって広さの印象は大きく変わります。撤去には費用もかかりますが、最も高い効果を得ることができる手法のひとつです。

④家具を減らすため収納を壁に
収納が不足し物が溢れ、家具が多く並ぶ空間は狭く感じてしまいます。
改修工事により壁内にクローゼットや収納を増やすことで、家具を減らし、部屋を広く使うことが可能です。

⑤家具の配置
家具を配置する場合は、なるべく背の低い家具を選ぶ必要があります。
また、統一感があればスッキリと見えるため、なるべく同じ規格の家具を並べると良いでしょう。

⑤鏡を置く
飲食店などの店舗でよく用いられる方法ですが、鏡を利用することで部屋の奥行きがあるように感じることができるでしょう。もちろん物理的には変わりませんが、無意識に視覚効果を与えてくれます。

まとめ

今回は部屋を広く見せる方法をいくつかご紹介しました。
天井の低い住宅はもちろんですが、天井の高いスペースをより広く解放的に見せるためにも応用できるのではないでしょうか。光量や色を意識するだけでも印象は随分変わるはずです。
できることから是非お試しを!

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