冬のカーテンはどう選ぶ?
冬に限らず、外気の影響をなるべく部屋に入れないためには、窓とカーテンの間にしっかりと空気の層を作ることです。 基本的なポイントをあげていきましょう。
①カーテンは二枚使う
カーテンはメインの分厚い生地のものと、レースの二枚を使用しましょう。
薄いレースの生地でも有無によって断熱効果は変わります。
空気の層をより多く作るためには必須条件といえるでしょう。
②プリーツ(折り重なり部分)は多く取る
プリーツとはカーテンの「折り」の部分を指します。通常のサイズより余裕を持たせたカーテンを使用し、なるべくたくさんのプリーツを作りましょう。
生地の折り重なり部分が多くなれば、空気の層もより複雑になり、外気の影響を受けにくくなります。
③カーテンの長さ
暖かい空気は上に、冷たい空気は下に溜まります。
そのため、カーテンの長さは床面ギリギリまでのものを用意しましょう。
窓枠より下、だいたい床から2センチ程度の長さの場合、冷気の進入をかなり防ぐことができます。
また、カーテンが長いと天井が高く見え、空間を広く感じることができます。
カーテン上部への対応
カーテンレール付近はどうしても隙間ができてしまいます。
対処方法は…
①カーテンボックスの設置
カーテンレール部にボックス状のカバーを被せます。
カーテンレールのサイズにしっかり合わせ、なるべく隙間ができないようにしましょう。
②カーテンを天井から吊るす
カーテンを天井から吊るすことにより、 空気をより閉じ込めることができるでしょう。
カーテンの色によっては、少し圧迫感が出てしまうため、デザインにも気を配る必要があります。
カーテン横側面
カーテン上部と同じく、隙間をなくす工夫が必要です。
カーテンの両端が壁に密着しやすいように、フックなどを取り付けることで引っ掛けて固定することも可能です。
また、同じカーテン生地を縫い合わせ、両端にボリュームを持たせ、窓側に織り込む方法も効果的です。
まとめ
カーテンにひと工夫くわえるだけで、暖かく、熱効率の良い部屋になります。
冬場だけでなく、夏の冷房時にもカーテン対策により電気代を節約できるでしょう。
お手頃で安価なカーテンもたくさんありますが、十分に長さや幅を確保し、生地のしっかりしたものをオススメします。
カーテンは部屋の雰囲気にも大きく影響するため、少しお金をかけて良いものを選んでも、損はないはずです。
FacebookやTwitterで更新情報を発信しています。
ぜひリカルテをフォローしてください!