head-banner

狭いリビングダイニングを広く見せるコツ1/1

日本の住宅は部屋が狭いと感じることが多いですよね。 よくある2LDKや3LDKの間取りのリビングダイニングは10畳や12畳くらいが多いのですが、家具やインテリアのレイアウトに困っている方は多いのではないでしょうか? 部屋の家具、インテリアのレイアウトがその狭いリビングダイニングを、さらに狭く見せる原因を作っているのかもしれません。 そこで狭いリビングダイニングでも、広く見せるコツを考えていこうと思います。 ポイントは3つあります。

画像はイメージです

ポイント① 視線の抜けを意識する

部屋の中で、いちばん視線の抜けるところといえば窓です。リビングダイニングの窓から見える風景で部屋を選ぶという方もいらっしゃるでしょう。
まずは部屋の中で、入り口から窓を奥にして見たとき、入り口側から順に背の高い家具から低い家具へと配置していきます。すると奥行感が出るため、狭い部屋が広く見える効果があります。
複数ある家具の奥行を揃えると、より部屋が広々と見えます。家具の置いていないスペースをまとめて作り、床の面積を広く見せるのがコツになります。

ポイント② 色づかいで工夫する

赤は太陽や炎のイメージなど、あたたかく感じる色です。このように色の持つイメージには特性があります。
例えば、暑く感じる部屋を青色の心理効果で涼しく見せるなど…そういった色彩効果を上手く利用することで、狭い部屋を広く見せることも可能です。
まずは、部屋の中で面積の広い床や壁、天井の色がポイントになります。
黒やこげ茶色などの暗い色は狭く見え、逆に白やベージュなどの明るい色は広く見える効果があります。 次に面積の大きいソファやラグ、カーテンです。これらも明るい色を選んだ部屋の方が広々と感じることができます。
また色には、飛びだして見える膨張色と、へこんで見える後退色があります。
一般に、赤などの暖色系は膨張色です。反対に後退色は青などの寒色系になります。つまり、遠くに見せたい壁に後退色を選ぶと、部屋の奥行感がでるでしょう。また、カーテンの柄や形状などによっても部屋を広く見せることができます。

ポイント③ 本当に必要な家具を選ぶ

リビングにはくつろげるソファを、ダイニングには食事をするダイニングテーブルを、と考えている方が多いと思います。
しかし、狭いリビングダイニングは、どうしてもスペースに限りがあります。
そんなときは、思い切ってどちらか一方にするという考えもありだと思います。
家族構成や間取りは住宅によって様々です、セオリーに縛られず、自分の生活スタイルに合う選び方で決めてください。

終わりに

同じ広さの空間でも、壁や家具の配置、色の使い方で、広くも狭くも見せることができます。
色の凹凸感覚は意識をして実践すれば、想像以上に効果を発揮してくれるはずです。
もちろん見た目だけではなく、実用性とのバランスを上手く考えながら、快適な空間を作っていきましょう。

FacebookやTwitterで更新情報を発信しています。
ぜひリカルテをフォローしてください!