格安な料金設定には要注意
外壁塗装の費用は、塗り面積によって変動しますが、一般家庭では80万円前後が平均値といえるでしょう。
しかし、インターネットやチラシでは、通常の半額、30~40万円程度で広告を出している業者もあります。
もちろん、安くて良い業者もありますが、相場の半額ではまともな施工は困難になります。 格安の費用だけに飛びつかず、施工内容や実績を十分に調べる必要があるのです。
悪質な格安業者の施工方法
悪質な格安業者の施工にはいくつかの特徴があります。
①工期が短い
工期を無理に短縮することで、人件費や足場の設置費用など、様々な面で経費をカットすることが目的です。
②下地の処理をしない
外壁塗装は下地の処理により、仕上がりが大きく変わります。下地処理をほとんどせず、隠すような上塗りだけでは、外壁の機能性は失われてしまいます。
③塗装回数が少ない
本来なら二回行うべき上塗りを一回しか行わないケースがあります、もちろん耐久年数は短くなります。
またそういった業者は塗料の質も、悪い場合がほとんどといえるでしょう。 悪質な業者はこういった「手抜き」をすることにより、格安費用の中から利益を得ようとします。
良い業者、悪い業者のポイント
①見積もりの算出方法
外壁塗装の費用は、面積や築年数だけで簡単に算出できるものではありません。良い業者はしっかり現状調査をした上で適切な見積もりを提示します。
②十分な説明
基本的なことですが、お客様の疑問に対して、しっかりと明確な回答をしてくれるかは大切なポイントです。 一般の方はわからないことがあるのは当然です。予算、工程、工期など細かい質問にしっかり答えてくれる業者を選びましょう。
③近隣に対しての気配り
外壁塗装などの施工の際には、近隣の方にご迷惑をかけてしまうこともあるかもしれません。施工前に近隣に対しての配慮を怠る業者はトラブルを起こしかねません。
④契約を焦る
良い業者も悪い業者も、お客様とのご縁を繋ごうと精一杯です。しかし、十分な説明も無いままに、まず契約書を優先させる業者は危険です。考える時間をしっかり理解してくれる業者を選びましょう。
まとめ
今回は外壁塗装における悪質な業者の特徴を一部ピックアップしてみました。 施工方法などは素人目にはわかりにくいこともたくさんあります。 「格安費用」などの、うたい文句に惑わされないように業者の実績などをしっかり把握した上で、依頼することをオススメします。
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