head-banner

この木なんの木?お家の木材あれこれ!1/1

お住まいの住宅には、何の木が使用されているのかご存知でしょうか? 昔から日本の住宅には様々な種類の木が建材として使われてきました。 その木の種類によって、その特徴も様々です。家を建てる前、リフォームする前には知っておいて損はない知識になるでしょう。今回はそんな木材についてご紹介したいとおもいます。

画像はイメージです

桧(ヒノキ)

日本では昔から住宅だけでなく、神社仏閣でも用いられてきた、馴染みの深い木材の一つです。
水や湿気に強く狂いが生じにくいため、家の土台や柱など、構造部に適しています。また天然の抗菌、防虫作用があるため、100年は十分に使える優れた建材といえるでしょう。

杉(スギ)

戦後の復興を支えた、日本を代表する木材です。戦後の植林により、たくさんの杉が流通したことで、一部のブランド杉を除き安価な木材として使用されてきました。
「越後杉 」「吉野杉 」「北山杉」など各地域にある、ブランド杉は見た目も美しく、見せる建材として和室の床の間などでも良く見かけることができます。

檜葉(ヒバ)

木材の性能としては檜と共通する部分が多く、水や湿気に強く、防菌、防虫効果が期待できるため、建物の構造部に適しています。こちらも古くから用いられてきた優れた木材ですが、檜より安価なものが多いのが特徴です。

欅(ケヤキ)

硬質で耐久性が高く、大黒柱などの構造部の中心としても用いられる木材です。
その堅い木質は狂いが生じにくく、建材としてだけでなく、家具などの木材としても昔から使われてきました。
比較的高価ですが、その美しい木目は自然素材の高級感を十分に感じさせてくれるでしょう。

桜(サクラ)

桜の木は艶の美しさから人気があり、国内では広く流通しています。
値段も手ごろで、粘りのある割れにくい木質は、様々な用途で使いやすい木材といえるでしょう。防虫効果が高いのもメリットの一つです。

山毛欅(ブナ)

丈夫な木質ながら柔軟性があるため、曲げる、削るといった加工がしやすい特徴かあります。床材として用いられることが多い木材です。

まとめ

今回は、日本で昔から使われてきた木材の一部をご紹介しました。
現在では日本古来の木だけでなく、様々な種類の木材が海外から輸入され、その品質も特徴も様々です。
木材によっては密度が低く、耐久性に乏しいこともあります。
木材選びは、住宅全体の強度や耐震性にも影響する、大切なポイントになるでしょう。
リフォームや家を建てる際、どんな種類の木材が使われているのか、しっかり把握することをオススメします。

FacebookやTwitterで更新情報を発信しています。
ぜひリカルテをフォローしてください!