ゴキブリの弱点
あらゆる生物が絶滅しても生き残る…とさえいわれるゴキブリ。
あらゆる環境に対応し、わずかな水だけでも長期間生存する生命力は羨ましいくらいです。
しかし、そんなゴキブリにも弱点があるのです、それは「寒さ」です。 その寒さを上手く利用すれば、家の中からゴキブリを追い出すことができるはずです。
冬のゴキブリは何をしているのか?
昔のゴキブリは暖かい季節に活動し、冬にはその一生を終え、卵が春を待って羽化するといった1年サイクルでした。
しかし、現在では冬でも暖かい住宅に潜み、活動を続けるゴキブリが多いようです。暖房を切った状態でも、電化製品の裏や室外機周辺などは暖かく、ゴキブリにとっては最高の越冬場所になっているのです。最近では冬でもゴキブリを見かける家が少なくありません。
冬のゴキブリ対策のちょっと手荒な方法
では、実際に冬にどのような方法でゴキブリを撃退すれば良いのでしょうか? それは、真冬に2~3日、またはそれ以上、窓を全開にし家の中をキンキンに冷やしてしまう方法です。 巷でも少し話題になっている手荒な方法ではありますが、気温10度以下で動きが低下するゴキブリにとっては過酷な環境です。
暖を求めて、その家を離れてくれる可能性は大いにあるといえるでしょう。
冬のゴキブリ対策、普通のやり方
上記した、ちょっと手荒な方法は無理だという方も多いことでしょう。
そこで普通のやり方もご紹介したいと思います。
冬の間は暖かい家具や冷蔵庫の裏など、温度変化が少ない、暗い物陰に潜んでいることが多く、ゴキブリが現れてからの駆除は困難です。
そこで部屋に充満させるタイプの殺虫剤を使用します。 そうすることで、物陰に隠れて越冬する成虫を撃退することが可能です。
ゴキブリの卵について
ゴキブリの成虫は、冬の動きが低下している間に駆除することができます。
しかし、卵は殺虫剤でも処理できないケースが多いのです。
卵を完全に機能させなくするためには、気温が5度くらいの状態で20日程度維持する必要があります。
つまり、部屋の温度を下げる手荒な方法は卵さえも駆除してくれるということになります。
まとめ
ゴキブリの成虫は活動しにくい冬に、殺虫剤で効率的に駆除することができます。部屋の温度を下げる方法は、なかなか実行が難しいですが、成虫を殺虫剤で駆除した後に、一部屋ずつ順番に冷却対策をするなら、なんとか可能ではないでしょうか?ゴキブリが大嫌いな方は寒さ対策をして是非チャレンジしてみてください。くれぐれもお風邪をひかれないように。
FacebookやTwitterで更新情報を発信しています。
ぜひリカルテをフォローしてください!