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キッチン換気扇の特徴1/1

画像はイメージです

レンジフードとは?

レンジフードとも呼ばれる換気扇は、機器としては換気扇(ファン、システム)とフード(覆い)部分に分けることができます。多くの方が取り入れているシステムキッチンでは、換気扇とフードをまとめてレンジフードと呼ばれることが一般的です。

換気扇部分は主に2タイプ

換気扇部分の主な方式は、プロペラファンタイプ(直接排気式)シロッコファンタイプ(ダクト排気式)が主流です。

①プロペラファンタイプ
プロペラファンタイプは屋外へ直接排気できる(外壁に直接設置できる)場合に取り付けられます。
従来の一戸建て住宅によく見られ、比較的安価です。
取り付けも簡単で、換気量も多いのがメリットです。
プロペラファンを外壁に取り付け、フードを組み合わせるため、分離型とも呼ばれます。

②シロッコファンタイプ
シロッコファンタイプは、天井裏や壁などに施工されたダクトを介して、煙りや湯気を排気口まで誘導します。
シロッコファンは、羽根車に幅の狭い羽根がたくさん付いているもので、フードに煙をためて拡散します。ダクトを利用するため、四方向に自由に排気することができます。
アイランドキッチンや対面式キッチン、マンションなどでも多く用いられます。

フード部分のスタイル

フードはプロペラ部分に被せるだけのものと、シロッコファンなどと一体になっているものがあります。

①ブーツ型
形状として馴染みがあるのはブーツ型です。プロペラファンとフードを組み合わせた分離型のタイプです。

②スリム型
スリム型は、すっきりしたデザインが特徴で、シロッコファンなどとフード本体が一体化しているタイプになります。

設置場所に適したタイプを!

取り付ける場所によって、「壁付けタイプ」「横壁付けタイプ」「天井取り付けタイプ」に分けることができます。 キッチンのレイアウトによって邪魔にならないタイプを選びましょう。 例えば独立型のキッチンや、ひとつの壁面にI型キッチンを設けるのなら、壁付けタイプが良いでしょう。 オープンな対面キッチンであれば、横壁付けタイプが向いています。 その他、アイランド型のキッチンには、天井取り付けタイプがオススメです。

便利な機能も‼︎

自動スタートや、省エネ運転などの便利な機能が付いた換気扇もあります。 例えば、加熱調理器を作動させると自動的に換気をスタートさせる自動運転タイプの場合は、付け忘れや消し忘れもなくなります。 また、調理の煙や熱などをセンサーでキャッチして、自動的に最適な省エネ運転をするタイプもあります。

キッチンに馴染むデザイン性

キッチンの換気扇は機能的な面だけではなく、最近ではダイニングやリビングにマッチした一体型も増えてきました。
システムキッチンのユニットにすっきりと収まるような形状だったり、空間のアクセントになるような個性的なデザインのものまで様々です。

最後に…

気密性の高い住宅では、換気扇の性能が大きなポイントになるでしょう。
長時間、使用することも多い換気扇は、予算の限り、質の良い機種を選びたいものです。最近では自動スタートや、省エネタイプなど機能面が充実し、より便利なものも出てきましたが、基本的な換気性能に優れていることが前提です。
快適なキッチンスペースをつくるためにもピッタリの換気扇を選んでください。

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