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浴槽の形、素材の種類いろいろ1/1

浴槽にもいろいろな形や素材があります。一人でのんびりと入りたい方、またお子さまと一緒に入られる方、それぞれのライフスタイルに合わせて浴槽を選ばなければ、心地よいバスタイムにはできません。今回はそんな浴槽についてご紹介します。

画像はイメージです

浴槽の形

①ストレート浴槽
お風呂といえば思いつくのが、スタンダードなストレート形状でしょう。 深めに設計された浴槽に、たくさんのお湯を入れる全身浴に向いた浴槽です。日本のお風呂の元祖といった形です。

②コーナー浴槽
バスルームのコーナーにぴったりとフィットするコーナー浴槽です。 洗う場所を効率よく確保でき、浴室内を広く見せてくれます。細めで長方形の浴室には特にお勧めです。

③ななめ浴槽
長方形の一片を斜めにカットしたような形状になっています。洗い場が広く取れます。 幅が広い方を背中にして、足を伸ばして入浴することができます。

④タマゴ型浴槽
タマゴ型のバスタブは柔らかいイメージで、リラックスタイムにぴったりでしょう。

⑤アーチ型浴槽
浴槽の縁が、アーチのようなカーブを描くスマートな形状です。 アーチ部分が薄くなっていて中央が掴みやすいので、お年寄りやお子様も入浴しやすいでしょう。

⑥ワイド浴槽
名前のとおり広々とした浴槽です。手足を伸ばしてゆったりと。またベンチ付きのワイド浴槽なら親子での入浴にも便利です。 花びらを浮かべてゴージャスな雰囲気の演出もいいですね。

⑦Sライン浴槽
浴槽内に段差があるため、自然と節水ができます。段差に腰を掛けて半身浴をしたり、寝そべって足を段差に乗せることも可能です。

浴槽の素材は?

①FRP浴槽
FRPは最も主流な素材です。
ガラス繊維強化プラスチックの略称で、軽量な樹脂素材です。
浴槽の素材の中では汚れが付きやすいという欠点はありますが、市販の浴槽洗剤で、こまめに洗えば長持ちします。

②人口大理石浴槽
FRPに続いて人気の浴槽素材が、人口大理石浴槽です。
樹脂素材を活かした、加工のしやすさや、天然大理石のような色合いが魅力的です。
アクリル系とポリエステル系があります。アクリル系の方が肌触り良く、透明感がありますが、価格はポリエステル系に比べて高価になります。
掃除面では、たいへん優れており、美しさが長持ちすることが、最大なメリットでしょう。

③ステンレス浴槽
ステンレスは傷やサビに強く、清潔感を保てます。
また、裏面に保温材が吹き付けられているため、保温性が高いメリットがあります。
金属特有の肌触りのため、好き嫌いは分かれますが、以前から人気があった素材の一つです。
近頃では、底面エンボス加工や着色により、金属の肌触りを軽減した製品も開発されています。
耐久性と保温性を安価で求める場合はお勧めです。

④ホーロー浴槽
ホーロー素材は、ガラス質での仕上げです。肌触りは抜群です。独特の色合いがあり、さまざまな素材と調和することが人気のポイントです。 ホーローには鋼板と鋳物の二種類があります。鋳物ホーローは厚みのある素材を使用しているので、重厚感があり、サビや腐食に強く丈夫です。 重さのあるホーロー浴槽は一階以上の浴室に置く場合、床面の補強など、重さ対策が必要になります。

⑤木製浴槽
木ならではの温もりや、香りが魅力的なのが木製浴槽です。
耐熱性、保温性、耐衝撃性に優れています。
なかでも、ヒノキ浴槽は香りが良く人気が高いですが高額になります。
腐食や劣化が心配になる素材ですが、最近では掃除しやすく、また腐りにくい特殊処理加工されたヒノキ浴槽が一般的になってきました。

終わりに…

浴槽の種類、材質にもいろいろありますが、小さいお子さんや高齢の方がいらっしゃる場合は、出入りのしやすい高さ、大きさが必要になります。 また一人で寝そべって、長湯されるのであれば横長の浴槽が良いでしょう。 理想のバスタイムをしっかりイメージした上で、デザインと実用性を両立させていきましょう。

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