生ゴミの臭い対策
生ゴミの臭いの原因は嫌気性菌(けんきせいきん)です。嫌気性菌とは、酸素が少ない環境を好む菌の一種です。
ビニール袋で密封されたり、ゴミ箱のフタが締め切られることで酸素量が減少し、嫌気性菌が活発になります。
また、菌が繁殖するためには水は欠かせません。生ゴミは水分量が多くなりがちなので、水分を減らすことで菌の繁殖を抑えることにつながります。
菌は気温が高くなると増殖スピードが早くなります。
菌の繁殖を抑える方法
①冷凍保存をすることで雑菌の繁殖を防ぎ、臭いの発生を抑えることができます。温度を低温にするだけでも効果は期待できます。
②生ゴミの袋を小分けにして密封します。小分けにすることで臭いの発生を抑制することができます。
③ゴミ袋の内側に新聞紙を入れ、その中にゴミを入れていきます。
新聞紙が水分を吸ってくれるだけでなく、新聞紙のインクには消臭効果も期待できます。
生ゴミの臭いを消すには?
生ゴミの臭いの素は酸性のものが多いため、アルカリ性である重曹をかけることで、中和され臭いを軽減することができます。
重曹は生ゴミ雑菌の繁殖を抑える効果もあり、生ゴミを捨てるときに重曹スプレーをかけると良いでしょう。
重曹スプレーは重曹小さじ一杯に水100mlをよく混ぜ合わせて作ります。
ゴミ箱自体が臭いませんか?
生ゴミを小まめに処分していても臭いがする場合、原因はゴミ箱にあるかもしれません。プラスチック性のゴミ箱でも細かい傷などに臭い成分が蓄積されていることがあります。
中性洗剤で洗い、キッチンハイターなどで漬け置きしておくと効果的です。
終わりに…
新築から間がないきれいな家でも、生ゴミの臭いがすれば台無しです。
そこに住んでいる住人は慣れのため、その悪臭に気がつかないことがあります。
毎日出てくる生ゴミは、正しい方法で処分し、冬などの寒い季節でも油断せず、溜め込まないように心がけたいところです。
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