ソファーの使い道を考える
ソファーには座る以外にも、様々な使い方があります。
二人住まいだからといって二人用で良いというわけではありません。
ソファーで横になったり、仮眠をとったりと…重要なのはソファーをどのように使うのかです。 一人暮らしの場合、友人をよく呼ぶのか?一人の時間が多いのか?長時間座ってテレビや読書をするのか?いちばん優先したいことは何かを考えてみましょう。
長時間座っているのなら、座り心地が良く、疲れないものが必要になります。
また子供が居れば、ジュースやお菓子をこぼすことは容易に想像できます、安全面から低いローソファーを選ぶことも良いかもしれません。
ソファーのサイズを考える
ソファーのサイズは、ソファーを選ぶ際に重要なポイントになります。
部屋の広さに影響を受けてしまうのは当然ですが、人が心地よく座れる基本的なサイズも考慮しなければいけないでしょう。
①奥行き…
クッションを置き、背もたれに体重を預けることを考えると、90cmくらいは必要です。
②横幅…
200センチくらいあれば大人2~3人がリラックスして座ることができるでしょう。 次に、間取りに合うサイズを考えることです。コンセントの位置や窓枠、カーテンなどによって壁につけれないことも想定しなければいけません。
人が通れるスペースを確保できるかをイメージした選び方も大切です。
その他、忘れてはいけないのが搬入経路の確認です。階段の場合、階段の踊り場で回転することができるか?…などは見落としやすいポイントです。
ソファーの素材を考える
①本革
ソファーに用いられる本革の多くは牛革になります。
通気性、吸湿性があり高級感があります。年に数回、オイルで手入れすれば長持ちし、使うほど味わいが出ます。
しなやかなものから硬くゴワゴワしたものまであり、縫い目が少ないほど高価になるでしょう。
②合成皮革
合成皮革は人間の技術が大きく関わってくるもので、見た目だけでは本革とあまり区別がつかないものもあります。
価格は本革と比べると圧倒的に安く、人気の高い素材といえるでしょう。
しかし、通気性と耐久性はあまり良くないため、夏は座って蒸れやすく冬はヒヤッと冷たく感じます。
③布
布の大きな特徴は、色や柄、手触りの種類が豊富な点です。
しかし、本革や合成皮革より汚れやすく、ニオイも付きやすいことがデメリットといえます。
ソファーの硬さや沈み込みを左右する内部構造
ソファーは内部構造によって、その座り心地に大きな差が出ます。
代表的な内部構造の3つをあげてみましょう。
①コイルスプリング
程良い沈みと張りがあり、座り心地がとても良い構造です。高価なソファーに使われることが多いです。
②波型スプリング
フワフワと柔らかい座り心地が特徴で、ゆっくりとくつろぐには最適な構造です。
③ウェービングテープ
沈み込みが大きく、張りはあまりない構造です。安価なソファーに使われることが多いです。
終わりに
ソファー選びで失敗しないためにも、まずはその使い方をしっかりとイメージする必要があります。
自分がくつろぐためのソファーと来客用のソファーでは、選ぶべきポイントが大きく異なります。
その上で、「サイズ」「素材」「内部構造」などの要素をしっかり考慮していきましょう。
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