屋根裏とは?
屋根と天井の間にある空間を一般的に屋根裏といいます。昔は特別なリフォームなどもせず、そのままの状態で物置として使用されることが多かったのですが、最近では、窓などを取り付け部屋として使われている住宅も少なくありません。 部屋としてのリフォームでは空調などを含めた工事が必要です。しかし、物置としての使用であれば、少しの手入れをすることにより収納スペースとして、活用することができるでしょう。
物置としての活用
最もシンプルな屋根裏の活用方法は、やはり物置です。
部屋としては狭い面積でも、収納スペースとしては十分な広さが確保できるでしょう。しかし、断熱などの施工をしていない屋根裏の場合は、日光による温度の上昇が激しいため、熱に弱い物を長期収納することは避けた方が良いでしょう。
また頻繁に出し入れするものでなく、季節限定で使用するアイテムや、一年を通して、使用頻度が低い物の収納をオススメします。
屋根裏を部屋として考える
屋根裏を部屋として考える場合、そこには法的なハードルがあります。
①屋根裏の天井の高さが140センチ以下であること。 ②下の階の1/2以下の面積。
この二つのポイントを満たす場合は床面積には加算されません。
つまり、増築申請などの必要がない工事が可能になります。
快適な屋根裏部屋へリフォーム
屋根裏部屋の活用方法の前に、まずは人が快適に過ごせるためのリフォームが必要です。
①断熱処理
②冷暖房、空調設備
③電気配線
④窓の取り付け
最低でもこの4点はしっかりと整えたいポイントです。
では、上記のポイントを踏まえた上で部屋としての活用例をいくつかあげていきましょう。
①寝室として…
高さ140センチ以下の空間でも横になって寝る空間としては十分でしょう。
狭い空間を落ち着くと思えるか、圧迫感があると感じるか、そのあたりで賛否がある使い方といえるでしょう。
屋根の一部をガラスを入れることで、寝ながら星空を楽しむのも良いかもしれません。
②子ども部屋として
子どもの頃、屋根裏部屋と聞くだけでワクワクしたことはありませんか?
その秘密基地感は、今でも子ども達には人気です。天井が低い空間は意外と勉強にも集中できるという声も。
身長が伸びてからは狭く感じてしまいますが、小学生の3~4年生くらいまでは、子ども部屋として活用できるのではないでしょうか。
③書斎や趣味の部屋として
家族団らんのリビングで過ごす時間はコミュニケーションのためにもとても大切です。しかし、時には静かな空間で読書や趣味の時間を過ごしたくなりませんか?
そういった時に屋根裏部屋を活用してみてはいかがでしょう。
家族の寝室など、部屋数が足りている住宅なら、趣味の空間として落ち着いた場所を確保することができます。
最後に…
屋根裏の活用方法いかがでしたか?
収納スペースとしてはもちろんのこと、リフォーム次第では様々な役割の屋根裏部屋へと大変身。屋根裏をそのまま放置している方は、この機会に有効活用できる方法を考えてみてはいかがでしょう。
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