head-banner

冬の風邪、ウィルス対策!住宅にできる3つのポイント1/1

冬の時期には風邪をひいたり、インフルエンザなどのウィルス性の病気が、毎年のように流行します。 手洗い、うがい、睡眠、食事など… 日頃の健康管理はもちろん大切ですが、 今回は、そういった風邪やウィルス対策を住宅目線から考えてみたいと思います。

画像はイメージです

風邪やウィルスの感染原因

風邪やウィルス性のインフルエンザなどの感染は、様々な原因が考えられます。
主には風邪の原因菌やウィルスなどが喉や気管に付着することで感染します。
普段、そういった外気を体内に取り込む呼吸器は粘膜により保護され、菌やウィルスから身を守っています。
しかし、冬の乾燥時期や体力が低下している時は免疫力が落ち、いわゆる風邪をひいた状態になってしまうのです。

住宅ができる風邪対策

では、そういった風邪を予防するためにできる対策をまとめていきましょう。

①換気をする
寒くなると、ついつい換気を怠りがちになってしまいます。
しかし、風邪が流行する冬にこそ小まめな換気が必要です。
2~3時間に一度は窓を開け、新鮮な外気を室内に取り込みましょう。
また、空気清浄機を使用し部屋の空気を循環させるのも良いでしょう。
暖房がよく効く気密性の高い住宅ほど、換気を意識的にする必要があります。

②湿度のバランス
一番難しいのが湿度の調整です。
風邪の予防を考えると湿度を上げ、しっかり空気を潤すことが有効です。
しかし、結露が起こりやすくなるなどの問題があります。
窓を冷やさないように二重サッシを取り付けることで、結露を防ぎつつ湿度を高めることが可能です。 湿度を上げる方法は加湿器をつけるだけでなく、濡れたタオルや、水をはった容器、洗濯物などを部屋に置くだけでも効果を見込めます。

③室温の調整
温度と身体の免疫力には密接な関係があり、身体を冷やさないことは風邪の予防として大切なポイントです。
室温はエアコンなどでしっかり調整することが可能ですが、重要なのは足元の温度です。床面の温度が低くく、足元が冷やされると徐々に体温は奪われていきます。
足元の温度低下の原因として考えられるのが、コールドドラフト現象です。 エアコンから出た温かい空気が冷たい窓に当たり、急速に冷やされることで、部屋の低い位置に冷気が流れる現象です。
エアコンの風が窓に当たらない工夫や、窓を冷やさないことで予防することができます。
もちろん床暖房も効果的でしょう。

まとめ

風邪の予防として気をつけるポイントとして「換気」「湿度」「室温」の3つをピックアップしました。
当たり前の要素ですが、気密性の高い現代の住宅では意外と調整が難しいものです。空気清浄機や加湿器などの選択肢もありますが、冬の湿度、温度の調整には二重サッシがあらゆる面で活躍してくれます。
費用もそれほどかからないリフォームなので、まずは二重サッシでの対策をオススメします。

FacebookやTwitterで更新情報を発信しています。
ぜひリカルテをフォローしてください!