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海の見える家を建てる…気を付けること1/1

「海の見える家」ステキですよね! 朝やけ、夕焼けを窓から楽しめる家は、とても贅沢でリッチな気分を味わえるはず。 その景観はとっても魅力的ですが、家を建てるにあたり、気を付けなければいけないこともあります。今回はそんな海の近くに建てる家について、ポイントをまとめていきましょう。

画像はイメージです

塩害

塩害とは、塩分による腐食を示します。
金属など、サビの発生が早いのが海の見える家では避けられないことになります。家だけではなく、車や自転車にも当てはまります。 木造であれ、鉄筋コンクリートであれ、家全体を定期的にメンテナンスする必要があり、塗膜材などを含め、塩気そのものから家を守る工夫がとても重要です。
暴風雨の際には、窓ガラスにも塩が残ってしまうことも考えられるでしょう。こまめな拭き掃除も必要です。

洗濯物、植物への配慮

ベランダなどに洗濯物を干してもカラッと乾かないのが、海の近くの特徴です。これも風に含まれる塩分から起きることです。そのため、サンルームを設置するなど室内干しができる空間があると良いでしょう。

湿気対策

日本の夏は高温多湿なのですが、海の近くの家は、より一層なものでしょう。
木造であれ、鉄筋コンクリートであれ、通風や換気の対策はしっかり必要になります。
湿気による結露、カビなどの問題の発生は、内陸と比べかなり多くなるでしょう。

どこに建てるか?

海が見える家はステキですが、標高は、きちんと確認しましょう。
津波のリスクを避けながら、海の見える家が建てられる土地が見つかれば安心ですね。
また、土地そのものの強さが重要です。土質や地盤を確認し、埋め立てや、旧街道、盛土した宅地造成地では液状化についても、入念な下調べが必要です。

風に対する備え

海の近くでは、台風が近づくと、たいへん大きな影響を受けます。
広い窓が強風で破損した場合などは非常に危険です。
防犯を兼ねた強化ガラスにする、雨戸やシャッターの設置など対策が必須事項です。

終わりに

海の近くの家はこまめな手入れが必要になってきます。メンテナンスの手間などを考慮し、地質や地域の気候など、下調べも行いましょう。
憧れの海の近くとはいえ、台風時や厳寒期などは自然の厳しさもあるはずです。
しっかりと計画を立てて、理想の海辺のくらしを実現してください。

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