設置場所を考える
まず、ポストをどの位置に設置するかを考えていきましょう。
外壁や塀の構造によっては、取り付けできないポストもあるため、住宅に合わせたポストを選ぶ必要があります。
①外壁に取り付けたい場合
外壁の仕様によって取り付け方法が変わります。木造住宅の場合は、下地剤などの有無が重要になります。
下地剤がない場合は、柱などに直接ビスなどで固定する必要があります。
②塀に埋め込みたい場合
コンクリート、ブロック塀に埋め込む場合は、サイズに合わせコンクリート面を抜き取りポストを埋め込みます。
リフォームとして後から設置するには、少々面倒な取り付け方法になってしまいます。
③独立タイプ
ポスト自体に足があり、独立しているタイプです。
取り出しやすい位置、配達しやすい位置など設置場所も比較的自由に選ぶことができるでしょう。
ポストの色はお好みで
色を選ぶとき、アクセントとして目立つタイプと、家屋の雰囲気に溶け込んだ目立たないタイプの、どちらにするのか検討しましょう。
例えば、モダンな家屋で外壁がグレー系とします。
その壁にアクセントが欲しければ、赤や黄色などの色合いが良いでしょう。
反対に目立たない様にしたければ、シルバー系や黒、白色がオススメです。
また、雨風にさらされることも多いため、素材や塗装が水につ強いものを選びましょう。
個人情報を守るための施錠
ポストには大切な個人情報も含まれる郵便物が届きます。
取り付ける場所によっては鍵付きタイプが安心です。
①ダイヤル式ロック
ダイヤル錠は、暗いと数字が見えにくくなります。
エクステリアライトや街灯の近くにポストを設置する工夫が必要でしょう。
②シリンダー式ロック
シリンダー錠は、鍵穴に鍵を差し込むタイプのものです。
鍵を持ってなければ開けられないため、面倒なときもありますが、防犯性にはたいへん優れています。
ポストの大きさと容量
家屋の外壁にポストを取り付ける場合は、ある程度の厚みがあるタイプでも取り付け可能です。
塀の外側に取り付けるタイプは道路に、はみ出さないスリムなものが良いでしょう。
また、投函口の大きも重要です。
厚みのある配達物でも入るように、少し余裕を持たせたサイズのものがオススメです。
終わりに
ポストは家を建てるにあたり、あまり気にしない存在かもしれません。
しかし、デザイン次第ではアクセントととして住宅の見た目にも影響します。
家族の人数によって届く郵便物の量もさまざまですが、デザインと実用性のバランスがとれたポストを選びましょう。
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