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古き良き縁側のある家1/1

最近では、あまり見かけなくなった縁側ですが、縁側のある家をつくりたいと考えていらっしゃる方は意外と多いようです。 確かに建売住宅では、まず見かけませんし、注文住宅でもそんなに見ることはありません。 では、最近の縁側はどうなっているのでしょうか?

画像はイメージです

縁側について

日本の家をイメージしたとき、縁側を思い浮かべる方も多いと思います。
縁側に座ってお茶を飲んだり、夏は花火をしながらビールといった光景も今となっては少し懐かしく感じてしまいます…このように縁側は、日本の季節を感じるのに最適です。また、縁側には人が集まってきやすいことも大きな魅力の一つです。

縁側はなぜ心地よい?

縁側は家の外と、内の中間にあるため、この曖昧な空間で過ごすというのは、安心感と開放感を同時に味わうことができます。
これもまた縁側の心地よい理由といえるでしょう。

縁側とウッドデッキ

最近では昔ながらの縁側のある家が少なくなりました。
縁側というと和風のイメージが強く、またリビングを家の南側にもってくることが多い今の住宅事情もあり、縁側は減少する一方となりました。
その代わりに、ウッドデッキが縁側のような役割を兼ねている家も多くなりました。
上に屋根をかければ、縁側と同じような役割を果たすため、現代風の縁側とも考えることができるでしょう。

縁側をつくるときに大切なこと

縁側をつくるときにはいくつか大切なポイントがあります。
まず、縁側自体の雰囲気が大切になります。縁側から見える風景がその居心地に大きな影響を与えます。
縁側を使うとき、ほとんどの場合、庭の方を向くことになるため、そのときの景色が縁側の良し悪しの決め手といえるでしょう。
完全な室内ではないため、内装や機能性より、そこから何が見えるか?がポイントになるということです。
庭のデザインや、木の枝の剪定をきちんとしたり、雑草を抜いたりといった手入れが必要になってくるでしょう。
そういった手間のかかる作業の積み重ねが、素敵な縁側を作ってくれるのです。
実際に縁側のある家のプランをつくるときは、敷地や建ぺい率に余裕を持たせておかなければいけません。

最後に…

昔ながらの縁側を作りたい方は、庭を含めた景色全体を考慮して、縁側の場所や大きさを決めていきましょう。
季節の変化を楽しめるように、庭の草木もこだわりたいポイントです。
洋風の住宅が増えた現在では、縁側のある和風の家はかえって新鮮に感じられるはずです。思いきって、とことん和風にこだわった住宅を作るのも良いのではないでしょうか。

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